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開催中止となった「いきいき茨城ゆめ大会」。学生サポボラスタッフが語る、大会や選手たちへの思いとは。

開催中止となった「いきいき茨城ゆめ大会」。学生サポボラスタッフが語る、大会や選手たちへの思いとは。

サポートボランティア(サポボラ)をやろうと思った理由は何ですか?

サポボラに参加予定だった学生と応援旗

桐生さん:私は、大学に入るまで全くスポーツに関心はありませんでした。しかし、大学で「健康スポーツ」に関する講義を受講し、身体を動かすことの楽しさを知っていきました。私自身は特別なスポーツ選手にはなれないけれど、選手たちが競技を行う上で、自分にできることがあるのではないかと思ったことがきっかけでサポートボランティアをやろうと思いました。

ケプラーさん:45年ぶりに茨城県で開催されるという今回の大会で、同じ障害者として障害者スポーツの手助けができるチャンスだったので、サポートボランティアをやろうと思いました。また、私の将来の夢は、障害者の後方支援ができる仕事に就くことなので、そのヒントにもなるかと思い志願しました。

サポボラとして、どんな活動を行いたいと考えていましたか?

サポボラ直前説明会で話す石原学長

桐生さん:選手の皆さんがそれぞれの目標を達成できるよう、精一杯応援したりスムーズに行動できるようサポートをしようと考えていました。また、目標が達成できたときには共に喜びたいという気持ちで、楽しみにしていました。

ケプラーさん:選手が気持ちよくプレーできるように、また選手だけでなく観客の人も楽しめるように、環境整備や選手の体調管理のお手伝いを中心に活動しようと思っていました。

今回、出場予定だった選手たちに一言伝えるとしたら……

桐生さん:大会でお会いできず、とても残念です。来年以降の大会に出場される方は、ご活躍をお祈りします。心から応援しております!今回は、本当にお会いできず残念でした。

ケプラーさん:障害を持ちながらも頑張る選手のみなさんにお会いすることができず、本当に残念です。これからも、障害者だけではなく、全国の人々に希望を与えて欲しいと思います。

今後、障害者スポーツにどのように関わることができそうですか?

体育館床に並べた応援旗

桐生さん:まだまだ障害者スポーツに関して知らないことが多いため、もっと勉強していきたいと思っています。また、現在、私が大学で学んでいる「情報技術」の面からも、障害者スポーツにおける様々な問題点を補うことができないか、考えていきたいと思います。

ケプラーさん:私の周りにも、聴覚障害者スポーツ(デフスポーツ)で活躍している人が大勢いるので、観客として大会に参加して、応援や色々なお手伝いをしたいと思います。また、毎年11月に筑波技術大学で開催されている「障害者スポーツイベント」に自ら参加することで、多くの障害者と触れ合い、障害者スポーツを広めることができると思っています。

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