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異文化に触れながら英語や外国文化への理解を深めたり、プログラミングの習得に取り組むことによって、自分らしく成長していきたい

Q1.自己紹介をお願いします。

情報システム学科1年の安彦愛花です。趣味は「絵を描くこと」と「映画を観ること」です。小さいころから絵を描くのが好きで、中学、高校では美術部に所属していました。水彩や油絵、デッサンなども描きますが、アニメのイラストなども好きでよく描いています。本学にも絵を描くのが好きな人が意外といますので、とても嬉しく思っています。映画はホラーが大好きです。ドキドキ感を楽しみたいので、だいたい一人で観ています。見え方は、弱視であり、視野狭窄があります。勉強の時は、紙の資料や電子ファイルで配られたテキスト資料を使って勉強しています。

 

Q2.入学前に進路について悩まれた経験があると思うのですが、最終的に本学への進学を決めたきっかけや理由があれば教えてください。

兄が本学の理学療法学専攻に在学しています。眼科の先生からも本学のお話を聴いていたため、“筑波技術大学は医療系大学”というイメージを強く持っていました。そして、私は医療系よりも情報システム系か文系に進みたいと思っていたので、他の進学先を調べていました。また、大学で学んだことを活かせる仕事に就いて、社会の役に立ちたいと思っていたので、文系よりも情報システムの分野に進もうという気持ちが高3の頃には固まっていました。ところが、色々な大学の情報を集めて調べていくうちに、どの大学が良いのか、どの様に進学先を選べば良いか、自分でも良く分からなくなってしまいました。そんな時に、兄が本学にも情報システム学科があることを教えてくれて、それがきっかけとなり、学びやすそうだった本学の情報システム学科を目指すことに決めました。

 

Q3.実際に入学して、すでにたくさんの授業を受けてこられたと思うのですが、興味深いと感じる授業やお気に入り・おすすめの授業はありますか?

プログラミングの習得に向けて、積極的に取り組んでいます。

私は、「オーラルコミュニケーション」という英語の授業が好きです。元々海外や留学に興味があるので、筑波大学に在学中の留学生とオンラインで会話をしながら英語を学び、異文化に触れる事ができるので、とても楽しく感じています。また、教科書には載っていないようなスラングなども知ることができます。他には、「情報システム概論」でしょうか。ITパスポート試験という国家資格があるのですが、この資格取得をサポートするような内容の授業です。ITパスポート試験は、情報管理の基本や、何か問題が生じた際の解決に関するノウハウなどが幅広く学べます。そのため、就職した時に、必要になる情報管理の基礎やルールが将来役立ちそうだと思いました。実際に勉強していて面白いと感じています。あとは、「プログラミング概論」です!まず、PythonやC言語などのプログラミングの基礎を学んでから、自分自身でプログラムが書けるようになるための練習を始めます。シンプルな内容のプログラムでも、最初はうまくいかない事もあり、そのたびに解決方法を必死に調べて、課題を克服していかなければなりません。一人で取り組む時もありますし、複数人で協力して1つの課題に取り組む時もあります。苦労して作ったプログラムが自分の考えた通りに動いた時は、苦労した分、ものすごい達成感があります。それがとても楽しいですね。

 

図書館には、ITパスポート試験やプログラミングに関する専門書籍が豊富に所蔵されています。

Q4.本学の特徴として、1年目は教養科目や基礎的な内容が中心で、2年生からはより専門性の高い内容を学ぶようなカリキュラムが組まれています。これから先の勉強で楽しみなことや期待していることはありますか?

私は、「ゲームプログラミング」の授業が一番楽しみです!その名の通り、ゲームを作る授業です。友達も私もゲームプログラミングが楽しみすぎて、RPGや乙女ゲーなど、どんなゲームを作ろうかと友達とアイデアを出し合っています!

 

Q5.基本の勉強以外で在学中にチャレンジしたいことはありますか?

在学中にTOEIC、または、英検に挑戦したいと思っています。英検でしたら、準一級を目指したいですね。あとは、ITパスポートを取得したいです。そして、本学の国際交流事業の一環で実施されており、ヨーロッパで開催されているICC( International Camp on Communication and Computers )というキャンプに参加して、視覚障害のある友人と出会い、ITの新たなスキルやコミュニケーションスキルについて学びたいです。

 

Q6.サークル活動に参加されていますか?

サークル活動の一環である清掃活動により、グラウンドはきれいに整備されています。

私は、情報システム学科1年の同級生が立ち上げた「インサイド・シーカーズ」というサークルに入っています。ボランティアを基本として、サークルのメンバーがやりたいことをみんなでやっていこうという趣旨で活動しています。現在は、学内の清掃活動を週一で行っていて、学園祭では模擬店を出店しました。誰でも大歓迎ですし、新入生が入ってきたらぜひ一緒に活動したいので、私を見かけたら、ぜひとも声をかけてください。

 

 

 

Q7.現在のお住まいについて教えてください。

アパートから大学まで徒歩で通学しています。

私は、プライベートな時間や空間が欲しいタイプなので、最初からアパート暮らしをすると決めていました。親もそれを後押ししてくれていましたし、共同生活する自分をイメージできなかったため、学生寄宿舎に入ることを希望しませんでした。一方で、寄宿舎生活をしている友達を見ていると、学科や専攻が違っていても、良い人間関係を作っている人が数多くいるので、羨ましいと思うこともあります。それぞれ、一長一短があると実感しています。当然、初めて経験することも多いので、困ることもありますが、家族に相談したり、友達に尋ねたりしながら、何とか解決できています。そして、夜の外出には十分に気をつけ、戸締りもかなり気を配っています。

 

Q8.コロナ禍で閉業していた学食が最近復活しましたが、行かれましたか?

学食が再開されましたので行ってみました。私には、凄くお腹いっぱいになる量でした。支払方法が便利ですね。現金以外にも、QR決済でも支払いができるのが良いと思います。

 

Q9.参考書の購入や、趣味、美味しいご飯、友達付き合いやサークル活動など、何かと出費の機会は少なくないと思うのですが、アルバイトはされていますか?

今は、アルバイトをしようと考えていないのでしていません。将来的には分かりませんが、必要になったら考えたいと思ってます。

 

Q10.頑張っている受験生にエールをお願いします。

私は、筑波技術大学に入学して、初めて自分と同じ視覚に障害を持つ友人ができました。友人たちとの出会いが、自分の障害に向き合うことや、学習意欲の向上など、多くの良い影響をもたらしてくれていると感じています。進路を選ぶのは簡単ではありませんが、悔いを残さないためにも、自分自身でしっかり考えて決断してほしいと思います。

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