学生目線で筑波技大の魅力をお届けします!
【ミートアップとは?】
本ミートアップは、東京都との協定(多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」)の一環として、障害者や高齢者が直面する課題の解決に挑むスタートアップや創業希望者を支援する “Inclusive Hub” が主催するイベントです。
「ミートアップ」は、障害のある当事者やそのご家族、支援者、さらには研究者や開発者が直接交流し、新たなアイデアや成果に触れる場として企画されています。今回で第8回目を迎えるこのミートアップでは、「教育」をテーマに、発達障害支援、学習塾、言語聴覚、視覚支援、高等教育など、幅広い分野の課題が取り上げられました。
イベント詳細情報はこちらInclusive Hub ミートアップ「教育」を開催しました 【イベントレポート】
【当日の様子】
当日は、オンライン・オフラインを合わせて約60人が参加し、多様な視点で教育の未来を考える場となりました。テーマとして、「初等~社会人×発達障害×学習塾」、「幼児~初等×発達障害×学習塾」、「初等~中等×言語聴覚×オンライン教育」などの分野でご活躍されているゲストと共に教育のあるべき姿や現状の課題、改善のための活動などについて意見交換を行いました。香田副学長からは、筑波技術大学の新学部「共生社会創成学部」の理念や目指す姿について、川本からは視覚障害教育における地方格差やチャレンジの機会を得ることの難しさについてお話させていただき、さまざまな障害を取り巻く教育と共生社会のあるべき姿について熱い議論を交わすことができました。参加者同士の活発な議論や事例紹介を通じて、教育における障害支援の未来について多くの示唆が得られる充実したイベントとなりました。
参加した学生からは、以下のような感想が寄せられました。
「今回、最も学びになったのは、学習環境を整えることで、障害のある学生たちの可能性を大きく広げられるという点です。個々の特性に合わせたきめ細かな教育が、学生の能力を引き出し、将来の選択肢を増やすことにつながるのではないかと感じました。また、視覚障害以外の障害を持つ方々の現状や、公的な支援サービスについても知識を深めたいと感じました。」
「障害者教育に熱意をもって塾や教室を開校・起業されている方々がいることを知り、大きな刺激を受けました。また、障害者教育に従事されている講師や教員の経歴や、彼らがこの分野で働くに至った背景、さらには現在の障害者教育の課題について、より詳しく知りたいと思いました。」
お知らせ
2025年1月15日(水)に行われる、Inclusive Hubミートアップ第9弾「当事者による起業」に私川本が登壇いたします。今度は、学生会長としてではなく、合同会社WillShine代表として事業についてお話させていただきます。よろしければぜひ、ご参加ください!
https://inclusivehub-meetup-09.peatix.com