~ZOZOBASE壁紙リニューアルプロジェクト~
こんにちは!学生記者の文倉周音と申します。
今回、産業プロジェクトAの講義として、このプロジェクトに参加することになりました。プロジェクトメンバーは麻生・櫻井・私の学生+渡辺先生・劉先生の5人で活動してまいりました。
本格的に活動し始めたのは6月です。ZOZOの物流拠点「ZOZOBASE」の担当者の伊藤さん・島田さん・灘井さんと初めてお会いしました。ZOZOBASEに伺い、実際にリニューアルを行う壁を見たりしました。スプレーで文字を書いただけの壁になってしまっているため、改善したいとのことでした。改善する上で「文字の書体が不揃い」「ZOZOBASEのミッションやコアバリューを表現したい」「色んな人が見てもイメージが伝わるものにしたい」「休憩スペースに見合ったものにしたい」「ワークショップを行えるようなデザインにしたい」とおっしゃっていました。そこから何度も話し合いを重ね、予算も含め色々なことを考慮しデザインを行いました。
〈デザイン作成・決定〉
ワークショップも行えるデザイン・ZOZOBASEにあうデザイン・休憩スペースにあうテザイン・予算が間に合うデザインと様々な条件をクリア出来るようなデザインに辿りつくのにはかなり時間がかかりました。夏休み前の講義では実際に縮小した模型を作成しました。
実物の想像が全く出来なかったのが、形になった時はとても嬉しかったのと共に実際に作るという実感が湧いてきました。その中で何個か条件があっていても、予算が間に合わないということが多く、困り果てていました。しかし運良く予算が大幅に上がり、採用されたデザインが以下の写真です。
この木材の形にはZOZOのコーポレートロゴにも使用されている丸・三角・四角が用いられています。それぞれの形の面積は同じです。これはロゴのコンセプトであるのBe unique. Be equal. (みんなちがうけど みんないっしょ)の精神を表現しています。木材に深い意味が込められています。
〈プロジェクト実行に向けて〉
乃村工藝社の菊池さんと仙波さんがプロジェクト実行に向けてメンバーとして加わりました。実際にプロジェクトするにあたって予算を作成したり、材料を準備したり、作成する方法・実行するまでの全てを担当してくださいました。デザインしたものを形にするにあたって細々とした物を一緒に決めていきました。例えば、木材の大きさ・文字の大きさ・モスの素材選び・壁紙の色などです。縦2m×横10mの壁面のデザイン案を実際の大きさで見ることは不可能であり、いくつかのイメージを想像しながら決定していきました。実際の大きさが分からないというところが決断して行く上で1番難しい点だったと思います。壁の色を決める際、会議をする場所と電気の明るさが違うため、色見本の色が違って見えました。そのため、実際に展示する場所で色を比較しながら決めていきました。多数決で決めることが多かったため、意見が割れることも有りました。その結果、納得がいくまで話し合いをし、素敵なデザイン案に仕上がったと思います。
〈プロジェクト実行〉
2月12日から13日にかけてプロジェクトメンバー・筑波技術大学の学生・ZOZOBASEで働くスタッフさんたちと実際に作りました!沢山の学生・社員さんが協力してくださったおかげでスムーズに作業を進めることが出来ました。
12日は、モス(葉)を文字の土台に貼り付けるという作業を行いました。モスに含まれる、細かい枝を取り除いたりする作業も同時に行ったので、とても大変な作業だったと思います。「貼り付けの際に浮いている部分がないように」「葉の立体感を潰さないように」など細かい注意もしながら、全ての文字に貼り付けることが出来ました。
13日は木材の貼り付けの作業を行いました。中心からグラデーションになるように仮置きした後、両面テープとボンドで貼り付けをしました。三角形は反転すると向きが反対になったりするので、作業が慣れるまでは仮置きした状態の予定とズレてしまうなどのハプニングもありましたがなんとか作業を終わらせることが出来ました。ほぼ完成に近い状態で仕上がりとても感動しました。
作成したものを壁に取り付けるところを見ることは出来ませんでしたが、完成後の写真が送られてきました!後日、実際に伺えるとのことで、とても楽しみです!
ここに至るまで参加してきたプロジェクトメンバーを含め、実際の制作に協力してくださった学生さん・ZOZOのスタッフさんには感謝しかないです。本当にありがとうございます。
〈このプロジェクトに参加してみて〉
このプロジェクトを通して、自分達で考えたものが形になる楽しさを改めて実感しました。デザインを勉強していく上で、もちろん作品を制作することはあります。しかし、このように大きな作品を手がけることは初めての経験でした。施工会社さん(乃村工藝社さん)にお願いするというのも初めての経験で高校や大学の時の学園祭とは、また違う感じがしました。1から完成まで作るのではなく、途中はプロに任せるという新しい感覚に出会いました。そして、プロはすごいとも実感させられました。また、このような機会があったらぜひ参加したいです。
休憩スペースとのことだったので、あまり派手な物にはせず落ち着きを持たせる緑・木・ベージュを用いました。壁の色も少し暗めだったので、明るくなるようにしつつ調和するようにしました。休憩スペースが、ZOZOBASEで働くスタッフさんたちにとって、より落ち着ける場所になれたら嬉しいです。
櫻井日菜