本年4月採用の先生方をご紹介いたします。
産業技術学部
小林 彰夫
専門分野
情報工学(音声言語処理、パターン認識、機械学習)
自己紹介・抱負など
ことし3月まで、ニュースなどの生放送番組を対象として、音声認識によるリアルタイム字幕製作システムの開発研究を行ってまいりました。本学では、音声だけではなく、視聴覚の情報を統合したマルチモーダルコミュニーケーションや情報保障に関する研究を学生のみなさんと進めていきたいと考えております。
梅本 舞子
専門分野
住環境計画
自己紹介・抱負など
地域社会に開かれた住まいが豊かな住生活を育むと考え、研究を進めています。近隣に対して閉鎖的な現代の住まいの見直しであり、開くことで安心感や防犯性、近隣の活性化に繋げるものです。近隣の様子を視覚的に把握できるという点は、聴覚障害を考える上でも重要なテーマでしょう。皆さんとコミュニケーションをはかりながら、豊かな住環境の実現に向けて、様々な取り組みを行いたいと考えています。
守屋 誠太郎
専門分野
立体造形、彫刻、美術教育
自己紹介・抱負など
私は、これまで美術教育や彫刻・立体造形の分野で大学教育・学校教育に関わってきました。総合デザイン学科では、立体造形系科目を中心としてこれまでの経験を踏まえて教育活動を行います。そして、学生と関わっていく中で、障害の壁を超えた芸術活動やものづくりの楽しさや喜びを共有出来る美術・デザイン教育を目指して取り組みたいと思います。
金谷 健太郎
専門分野
熱流体力学
自己紹介・抱負など
伝熱現象を流体力学を用いて理論的・数値的に研究しています。特に、相変化(蒸発・凝縮等)をともなう熱伝達や液膜のダイナミクスの解析をしています。学生には数学よりも物理的本質がわかるように心掛けたいと思います。私が学生に特に教えたいことは、(1)外見で物事を判断しない、(2)人が正しいと思うことを正しいと信じない、ということです。
横井 聖宏
専門分野
感性情報学
自己紹介・抱負など
これまで、デザイン学、情報学、心理学をはじめとした分野横断型の教育・研究を行ってきました。この経験を活かして、広い視野と応用力をもった社会の即戦力となれる学生の育成に尽力します。
保健科学部
竹下 浩
専門分野
働くスキルの科学(経営学・心理学)
自己紹介・抱負など
働くためのスキルには、技術的スキルに加え対人的や概念的なスキルが含まれます。従来の「不足する情報を機器で補う」接近法に加え、「晴眼者より発達したスキルを特定し、具体的な職種やタスクに結び付ける」ことが目的です。例えば、求職者と雇用者の両方に役立つガイドとして、障害者の就労スキル獲得プロセスを説明・予測できるモデルを構築します。
成島 朋美
専門分野
鍼灸手技療法学
自己紹介・抱負など
本学とのご縁は約10年前に医療センターの研修生として入所したことに始まります。その後、鍼灸学専攻や盲学校にて視覚障害教育支援に携わり、本年度より医療センターの助教となりました。研修生としての経験、視覚障害教育の経験、女性の視点などを活かし、鍼灸手技療法のエビデンスの発信と地域医療への貢献、後進の育成等に努めていきます。よろしくお願いします。
障害者高等教育研究支援センター
藤井 拓哉
専門分野
英語教授法
自己紹介・抱負など
現在英語は、世界の共通語と考えられています。そのため、英語は学校で学ぶ科目であると同時に、世界中の人とコミュニケーションを取ったり、世界の情報を得たりするための手段にもなっています。自分の知らない文化に触れ、日本語では得られない情報を得ることでみなさんの世界が大きく広がるでしょう。みなさんの人生を豊かにする英語を、一緒に学んでいきましょう!
以上、8名の先生方です。よろしくお願いいたします。