いきいき茨城ゆめ大会の開催で要注目の「サポボラ」って何? 福井大会を視察した本学学生にインタビュー!
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いきいき茨城ゆめ大会の開催で要注目の「サポボラ」って何? 福井大会を視察した本学学生にインタビュー!

2019年10月12日(土)~14日(月)、「いきいき茨城ゆめ大会2019」が開催されます。

この大会は、障害者のための全国規模のスポーツ大会です。大会運営には、多くのボランティアが関わりますが、その中でも直接選手をサポートする「サポートボランティアスタッフ」という役割があります。

本学でも多くの学生が参加する予定なので、今年の福井大会を2名の学生が視察に行ってきました。終了後、お2人にインタビューしました。

サポートボランティア(サポボラ)をやろうと思ったきっかけはなんですか?

サポートボランティア(サポボラ)をやろうと思ったきっかけはなんですか?

松谷さん:現在、私は教職課程を履修しています。教員になった時に役立つ経験を、サポボラでの活動を通して得られるのではないかと考えたのがきっかけです。また、所定の科目を履修して「初級障がい者スポーツ指導員」の資格も取得しようとしているので、実際に障害者スポーツの大会に関われたら良いなと思ったからです。

清水さん:私はシステム工学について学んでいるのですが、自分が大学を卒業して社会で出る前に、何か自分のためになる経験になるのではないかと思ったからです。私は高校の時に陸上をしていました。元々スポーツが大好きで、松谷さんと同じで「初級障がい者スポーツ指導員」の資格を取得したいと思っているので、ぜひ、関わってみたいなと考えました。

福井大会でサポボラの活動をみて、印象に残ったことはありますか?

福井大会でサポボラの活動をみて、印象に残ったことはありますか?

松谷さん:聴覚障害者バレーボールの試合前、ウォーミングアップをしている選手に、サポボラの学生さんが、「頑張れ!」の手話をしている場面を目にしました。大会前に手話を勉強したのだろうなと思い、私はとても嬉しくなりました。

清水さん:サポボラと選手が楽しそうに話している様子が印象的でした。聴覚障害者の競技では、サポボラの人に手話を教える場面もあり、また、他の障害でも選手と交流する場面は楽しそうでした。

今回の視察を通して感じたこと(学び・気づき)はありましたか?

松谷さん:4日間という短い時間でしたが、サポボラの学生と選手の方との「絆」を感じることができました。また、選手のコーチとサポボラの方との強い連携によるサポートは、選手の方が競技に集中して、実力を発揮できることに繋がるのだなと感じました。

清水さん:選手はこれまでの練習の成果を発揮するために集中を高めている状態です。以前から交流のある相手ならまだしも、初対面のしかも障害に関する知識があるか分からない人にサポートしてもらうことは選手によっては心苦しく感じるかもしれません。気にならない選手もいるかもしれません。しかし、選手にとってのやりやすい距離感がつかめずに十分なサポートができなかったら、それでは意味がないと思います。十分なサポートを行うためには、選手と適切な距離を保つことが鍵であり、選手とサポボラの「対話」がその動力になるのではないでしょうか。

今回の経験を、他の学生にどのように伝えたいですか?

今回の経験を、他の学生にどのように伝えたいですか

松谷さん:サポボラとしての活動は、普段ができない経験をたくさんできると思います。今回の経験で、多くのことを学び、選手たちの熱い闘いを間近に見ることができました。また、大会の熱気を感じることができ、自分自身とても興奮しました。そのような貴重な経験を含めて、今回の経験で学んだことを伝えていけたらなと思います。

清水さん:私は見学しただけで、実際に取り組んだわけではないので、伝えられるような経験や技術は持ち合わせていませんが、やるからには選手と真摯に向き合うことは共有したいと思います。また、選手だけではなく、監督やコーチに積極的に指示を仰ぎ、仕事を探すことが大事ではなると考えます。また今回が障害者と接する初めての機会となる方は相手にどれだけ興味を持つかが重要な心構えになります。相手の話していることを理解したい、相手のことをもっとよく知りたいという気持ちがあれば自然と相手に合った配慮ができるようになるのではないでしょうか。

来年の「いきいき茨城ゆめ国体」に向けた意気込みを教えてください

松谷さん:自分が人をサポートする立場になることで、普段は人にサポートを必要としている自分が、相手がどのようなサポートを必要としているか知り、考えることになると思います。そのことから、客観的に自己を改めることもできる大変良い機会になると思いました。サポボラに参加することによって、「いきいき茨城ゆめ国体」での活動に貢献するとともに、自己の更なる成長を図ることができたらと思います。

清水さん:障害者スポーツにおけるルールは未知な部分が多いため、しっかり勉強していきたいと思います。また、今回の視察で学んだことを忘れずに、来年の茨城国体に向けて準備していきたいと思います。

 

Profile

左:清水卓大君 / 右:松谷朋美さん

清水卓大さん / 松谷朋美さん (左:システム工学専攻3年 / 右:総合デザイン学科3年)

【 清水さん 】
出身高校:筑波大学附属聴覚特別支援学校
高校時代の部活:陸上部
好きなスポーツ:陸上
将来の夢:福祉関係の仕事に就きたいなと思い、具体的なことは、日々模索中です。

【 松谷さん 】
出身高校:静岡県立静岡中央高校
高校時代の部活:写真部
好きなスポーツ:バスケットボール
将来の夢:自分と同じ障害のある人々に貢献できる仕事に就きたいと考えています。