次代を担う理学療法士になるために、スポーツに取り組みながら理学療法学を探究していきたい
在学生  

次代を担う理学療法士になるために、スポーツに取り組みながら理学療法学を探究していきたい

今回お話を伺ったのは、保健科学部保健学科理学療法学専攻に在学中の篠田竜輝(しのだ りゅうき)さんです。2023年4月に入学し、スポーツ経験を活かした理学療法士になることを目標にして、勉強に取り組んでいる篠田さん。今回は、Q1.自己紹介、Q2.本学に進学を決めたきっかけや理由について、Q3.興味深いと感じる授業やお気に入り・おすすめの授業について、Q4.これから先の勉強で楽しみなことや期待していること、Q5.基本の勉強以外で在学中にチャレンジしたいこと、Q6.サークル活動について、Q7.現在のお住まいについて、Q8.学食について、Q9.アルバイトについて、そして、Q10.頑張っている受験生に向けてのエールについて伺いました。

Q1.自己紹介をお願いします。

日頃から、iPadを使用して勉強に取り組んでいます。

保健学科理学療法学専攻1年の篠田竜輝です。私は、「スポーツ」なら何でも好きで、見るのもやるのも好きです。特に「野球」と「サッカー」が好きです。一昨年に開催されたサッカーワールドカップでは、大学受験がすでに終わっていたということもありまして、早朝、夜中に関わらず、ずっと見ていました。ちなみに、私の見え方は弱視で、高校から盲学校に入りました。高1の時に、先生からiPadをすすめられて使い始めました。今でも、資料や教科書を読むのはもちろん、ノートを取るのもiPadです。iPadが自分に合ってるんですよね。

 


Q2.入学前に進路について悩まれた経験があると思うのですが、最終的に本学への進学を決めたきっかけや理由があれば教えてください。

私は、中学生の時に、職場体験で整形外科の病院に行きました。その時に、理学療法士さんの仕事を体験できる機会がありました。理学療法士さんが、手術後の患者さんの回復を手伝っている姿や患者さんから「ありがとう」という感謝の言葉を受けている姿を見て、いつか自分もこんな仕事をしてみたいと思ったのが最初のきっかけでした。高校に入学してからは、本学に進学した先輩に、大学について尋ねたりしました。そして、自分でも調べているうちに、理学療法学が学べることが分かりました。視覚障害を持つ人に対する情報保障も充実しているので、スポーツにも取り組みながら、楽しく充実した時間が過ごせそうだと思い、本学に進学したいと思いました。


Q3.実際に入学して、すでにたくさんの授業を受けてこられたと思うのですが、興味深いと感じる授業やお気に入り・おすすめの授業はありますか?

解剖学の授業は、覚えることが非常に多いので、iPadを活用して効率的に学ぶ工夫をしています。

「解剖学」が今興味をもっているというか、大切だと実感しています。骨や筋、臓器について、位置や働きなど詳しい内容を勉強しており、医療系の仕事の基礎になります。その基礎がしっかり学べていないと、おいていかれるというか働きにくくなるだろうと思っています。骨一つとっても、骨の名前だけではなくて、その骨の細かな部位に対して名前がついています。そして、そこにくっついている筋があるならば、それも一緒に覚えたり、関節の構造や働きと関係させて覚えたりしています。なかなか複雑で大変ですが、将来に役立つと思うとやる気も出てきます。自分がスポーツをするうえでも、解剖の知識は役立っていると実感しています。


Q4.本学の特徴として、1年目は教養科目や基礎的な内容が中心で、2年生からはより専門性の高い内容を学ぶようなカリキュラムが組まれています。これから先の勉強で楽しみなことや期待していることはありますか?

「運動学」、「整形外科」、「神経内科」です。内容自体がそもそも難しいし、課題がたくさん出されるので、できる事ならずっと1年生でいたいと思ってしまいます。一方で、できるだけ早く卒業したいとも思っていますので、頑張るしかないですね。楽しみといえば、「スポーツ医学」の授業を早く受けてみたいと思っています。理学療法士が働けるスポーツ分野についても知りたいからです。興味があるのがスポーツなので、スポーツ分野が得意な理学療法士の先生からお話を聴くのが、今からすごく楽しみです。


Q5.基本の勉強以外で在学中にチャレンジしたいことはありますか?

在学中にチャレンジしたいことは、めいっぱいスポーツをすることと、理学療法士になるために、専門的な勉強をより一層頑張ることです。勉強やスポーツなどで、できないと感じてしまう場面に出会うこともあります。そうした時は、仲間と協力したり、努力したりすることによって、根気強く物事に取り組んでいきたいです。


Q6.サークル活動に参加されていますか?

体育館のトレーニングルームで、筋力トレーニングに取り組んでいます。

本学は、サークルに好きなだけ入ることができます。私は、フロアバレーと、ブラインドサッカー、ロービジョン・フットサル(選手が弱視者のみのフットサル)に入っています。今はほとんど参加できていないのですが、e-sportsサークルにも所属しています。e-sportsサークルは、スマートフォンや家庭用ゲーム機など、ゲームの種類を問わず、ゲームを楽しもうという趣旨のサークルです。フロアバレー、ブラインドサッカー、ロービジョンフットサルは、大会に出場する事もありますし、試合で強いチームと当たるとめちゃくちゃ燃えます!ブラインドサッカーでは、2023年に日本選手権や地域カップにも参加しており、3位決定戦まで進みました。ぶつかったりもしますので、危険が無いわけではないですし、走り回るので体力が要りますが、頭も使うので、本当に楽しいスポーツです。選手やコーラー、マネージャー含めて、新メンバーを常に募集しています。新入生のみなさんもぜひ仲間になって、一緒にプレイしましょう!


Q7.現在のお住まいについて教えてください。

アパートから大学まで自転車で通学しています。

入学してから半年間は、寄宿舎に住んでいました。寄宿舎に入った理由は、費用が安いので、経済的な負担が少ないですし、共同生活といっても個室もあるので、大学に慣れるまでの間という考えで寄宿舎に入りました。しかし、卒業後は、独立した生活が必要になる事を考えると、アパートの契約や光熱費の支払い、ごみ捨てのルールなど、一人暮らしの基本について分かっておいた方が良いと思いました。その結果、秋に大学近くのアパートに引っ越しを決めました。最初は何も分からないので、一つずつ調べて、解決しながらなんとかやり遂げていったという感じです。寄宿舎に居る時は、共用部の電気代や水道代は、共益費に含まれていたこともあって、使い過ぎなどは意識したことがありませんでした。一方で、一人暮らしを始めてからは、意識するようになりましたね。つけっぱなし、出しっぱなしが次の支払いに直接影響しますからね。実家にいた時は、全て親がやってくれていたので、当然自分で契約を結んだことも無かったし、自炊の経験もありませんでした。私は、寄宿舎生活と一人暮らしの経験によって、少しずつ自信がついてきました。


Q8.コロナ禍で閉業していた学食が最近復活しましたが、行かれましたか?

早速、学食に行ってみました。私は美味しいと思いました。サラダもついててバランスも良いです。もうすこし量が多いと、なお良いと思います。土日に学食はやっていませんが、平日は毎日開いているので、お弁当として持ち帰ることもできます。忙しい時に、晩ご飯としてお弁当が購入できるのは助かります。


Q9.参考書の購入や、趣味、美味しいご飯、友達付き合いやサークル活動など、何かと出費の機会は少なくないと思うのですが、アルバイトはされていますか?

私は、平日に1~2日、週末に1日ぐらいのペースで、スーパーの惣菜売り場のバイトをしています。惣菜売り場と言っても弱視なので清掃が主な仕事です。バイトがある日は、バイトから帰ってきてから夕飯を食べて、その後課題などに取り組んでいます。スポーツをしていると、何かとお金がかかります。バイト代の一部は、医療系の参考書の購入に充てています。


Q10.頑張っている受験生にエールをお願いします。

筑波技術大学では、充実した視覚支援があるため、とても勉強しやすい環境です。また、授業の受け方は、紙やタブレットなど、自分に合った勉強スタイルで学ぶことができます。勉強面、生活面で困ったことがあれば、クラスメイトや先生、先輩など、多くの人たちが助けてくれます。ぜひ、筑波技術大学に入学して、キャンパスライフを楽しみましょう。

Profile

篠田竜輝(しのだ りゅうき)さん (保健科学部保健学科理学療法学専攻1年生(2024年3月現在))

出身高校:神戸市立盲学校
趣味:フロアバレーやブラインドサッカーなどの「スポーツ」です。
好きな言葉:「何事にも諦めない」