令和5年6月以降に採用された先生方をご紹介いたします。
堀池 瞬(ほりいけ しゅん)
所属
産業技術学部 産業情報学科
専門分野
建築の意匠・環境設備
自己紹介・抱負など
建築物の計画・設計・監理に関わる「意匠」と「環境設備」を専門としております。
これまで実務で培われたデザインとエンジニアリングの双方の経験を生かし、建築の意匠計画や環境工学といった個々の分野における知識の習得に加え、それらの個々の分野を横断的に捉えて発想できる能力を伸ばすような学びに取り組んでいきたいと考えております。
日下部 隆則(くさかべ たかのり)
所属
産業技術学部 総合デザイン学科
専門分野
政策科学(企業政策、障害者支援政策、キャリア政策)、バリアフリーコミュニケーション論
自己紹介・抱負など
「私のまわりには、私の気づかないやさしさがいっぱいあります」
これは、当時中学1年生だった聴覚障害当事者の心を揺さぶるメッセージです。私も同じ障害のある者として、こんなやさしさに支えられて30年余の大手外資系企業(後半10年間は私立大学嘱託講師、キャリアアドバイザーを兼任)、企業退職後は私立大学で障害学生支援コーディネーターの職を務めてきました。
筑波技術大学での役割は、社会に出ることを不安に思う学生さんを勇気づけ、そっと背中を押すことだと認識しています。大丈夫です。社会に出てからもこんなやさしさに必ず出会えますから。
学生さんからよく聞かれることがあります。「社会で求められるスキルは何ですか?」と。それには、昭和~平成時代の偉大な作詞家である阿久悠さんの次の言葉を紹介するようにしています。
「子らよ子ら 書を読め 解せ 文(ふみ)を書け 人の目を見て 言葉語れよ」
長年の職業人生を振り返ってみると、この言葉はコミュニケーションの本質だと心の底から思います。「これさえできれば大丈夫だよ」といえるほどに。
いろんなお話をしましょう。遠慮せずに連絡してください。楽しみにしています。
以上、2名の先生方です。よろしくお願いいたします。