これまでの経験を活かした理学療法士になるために、これからも勉強をがんばっていきたい。
在学生  

これまでの経験を活かした理学療法士になるために、これからも勉強をがんばっていきたい。

今回お話を伺ったのは、保健科学部保健学科理学療法学専攻に在学中の齋藤輝翔(さいとう けんと)さんです。理学療法士を目指して意欲的に勉強に取り組んでいる齋藤さん。本学に入学したきっかけ、入学後の学生生活および授業以外の学生生活、今後の目標、そして、これから筑波技術大学を目指す受験生に向けてのメッセージについて伺いました。

Q1.筑波技術大学に入学したきっかけは何ですか?

これまでの経験を活かした理学療法士になるために、これからも勉強をがんばっていきたい。
勉強する時は、ルーペを使うこともあります。

私がスポーツでけがをした時に、理学療法士さんのお世話になったことがありまして、その姿に憧れたのがきっかけです。元々視覚障害があるので、筑波技術大学で理学療法士になるための勉強をしたいと思い、入学しました。


Q2.入学する直前に新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起こりました。入学してからこれまでの間どのように学生生活をおくってこられましたか?

これまでの経験を活かした理学療法士になるために、これからも勉強をがんばっていきたい。
義肢装具学の授業では、リハビリテーションにおける義肢・装具の重要性と役割について学んでいます。

1年生の時は、初めて学ぶ医療系の基礎科目の知識を遠隔授業で身につけなければいけないということが難しかったです。また、1年生の時に行うはずの実習が、コロナ対応のためにできなかったことが残念でした。

2年生になると、より専門的な内容の科目が始まるため、専門科目は特に対面が良いと思いました。授業のほかに、学外実習にも参加できるようになったので、本当にほっとしました。


Q3.授業以外の学生生活についても教えていただけますか?

これまでの経験を活かした理学療法士になるために、これからも勉強をがんばっていきたい。
アパートから大学まで徒歩で通学しています。

初めての一人暮らしは大変なこともありましたが、徐々に慣れてくるものです。1ヶ月くらいすると、こんなものかなという感じで慣れてきて、完璧ではないですが、いろいろなことができるようになってきたと実感しました。一人暮らしをしたので、成長できたところはいっぱいあったと思います。

一方で、一人暮らしだと、やらなければいけない家事が多いですね。私はアパートを借りて住んでいます。寄宿舎でも良かったのですが、やはり一人暮らしへの憧れがありました。実際に一人暮らしをするまで、本当に緊張して、あれこれ色々考えました。私の場合、元々自炊をしていたので、洗濯や掃除もそんなに難しくなかったかなと思います。

いきなり一人になったので、ホームシックになるのではないかと思いましたが、意外と大丈夫でした。週に何回か実家に連絡を入れていれば、そんなに寂しくないですね。友達ができると、夜遅くまで一緒に勉強できます。あと、夜に一人で外を歩いているというのも新鮮で刺激も多いため、不安も感じなくて済んだように思います。


Q4.今後の目標を聞かせてください

私の場合は、もちろん理学療法士なのですが、理学療法の中でもいろいろな専門分野があるので、自分が今後どの分野に進むべきか、まだはっきりしていません。これから勉強していくうちに、進みたい分野が見つかれば良いと思っています。実習では、小児リハビリテーションを見てきました。ほかにも神経系や整形外科のリハビリテーションもありますし、動物のリハビリテーションというものもあります。今は、国家資格を取得するために、日々の勉強をひたすらがんばるしかないと考えています。


Q5.これから筑波技術大学を目指す受験生に向けてメッセージをお願いします

入試の際は、問題をよく読み、面接官の質問をよく聞いて、それに対して適切に答えられるよう尽力してください。当たり前のことですが、案外できなかったり、緊張で難しくなることもありますので、意識してがんばってみてください。応援しています!

Profile

齋藤輝翔(さいとう けんと)さん

齋藤輝翔(さいとう けんと)さん (保健科学部保健学科理学療法学専攻3年生(2023年1月現在))

出身高校:山形県立鶴岡中央高等学校
趣味:「絵を描くこと」です。
好きな言葉:心配とは、行動の不足から起こるものである。