昨年6年ぶりの開催となった天久保学園祭「天龍祭」。その翌年となる今年度の実施に向けて精力的に活動している実行委員会のメンバーにインタビューしました。新たな試みとなるクラウドファンディングの実施など様々な話を聞くことができました。
学園祭開催に向けて
本日は忙しい時期に集まっていただき、ありがとうございます。
はじめに、自己紹介と学園祭での担当について教えてください。
星野 萌(ほしの もえ):総合デザイン学科3年、今年の学園祭の実行委員長の星野萌といいます。よろしくお願いします。皆と仲良くやっています。
麻生 裕稔(あそう ひろとし):情報学科3年建築学コースの麻生と言います。副委員長をしています。よろしくお願いします。デザイン部門のサポートをしていて、ポスター作成や写真撮影のほか、パンフレットを作成するのが主な仕事です。
德永 理波(とくなが りな):産業情報学科情報科学コースの徳永です。書記を担当しています。よろしくお願いします。現場部門のサポート担当で、使用する部屋の貸し出し、交通整理、学園祭の見回りなど、皆の安全を守る仕事をしています。
齋藤 光貴(さいとう こうき):産業情報学科情報科学コース4年の齋藤です。よろしくお願いします。サポートをしている宣伝部門では学園祭に来る人を最大限に増やすために、SNSを使用したりチラシを配ったりしています。
文倉 周音(ふみくら あまね):総合デザイン学科2年の文倉です。書記とデコレーション部門のサポートを担当をしています。デコレーションは今年はすごく華やかになりました。この部門は以前インテリアとアートに分かれていましたが、作業が共通していたので今年は一緒になりました。
星野:このほかに、コンテンツ部門(学生が学園祭で行いたい企画を聞き手続する担当)、ステージ部門(主にステージの照明や音響を担当)の2つがあります。
德永:各部門の詳しい紹介はSNSで公開していますのでぜひ見てみてください。
星野:本部は9人いて、それぞれの部門にサポートに入ってもらっています。
今年の実行委員会のメンバーはどのように決まったのですか?
星野:2年生の終わりごろ、巴さん(都合でインタビューには参加できなかった総合デザイン学科3年生)と、来年の学園祭やるのかな?と話していて、周りにも聞いてみましたが、自分からやりたいと言う人が見つかりませんでした。そこで私たちがやるしかないと感じたことがきっかけです。ですが、2人だけでは活動が限られるので他にメンバーを探していたところ、春休みに入った2月ごろから麻生さんも参加することになりました。
麻生:その後、追加で実行委員になりたい人をフォームを作って募集しました。
星野:3月で去年の実行委員長が卒業してしまうので、引き継ぎをしている時に実行委員会と部門を担当する人の分担についてアドバイスをもらい、今年の体制が決まって行きました。
去年の実行委員長の吉岡さんから引き継ぎがあったのですね。去年も学園祭復活について詳しく教えてもらいました。
参考:天久保キャンパス学園祭(天龍祭)復活の舞台裏(前編)
https://tsukumaga.com/students/202402092282.html
今年の学園祭を行うことが決まり、メンバーが決まった後実際の実施を見据えて様々な準備が必要だったと思います。その中で、まずは今年のテーマとそのテーマが決まった理由について教えてください。
麻生:今年のテーマは「つなぐ」です。つなぐにもいろいろな意味をかけていて、6年ぶりの開催となった去年の学園祭で、こうしたイベントは先輩や後輩と交流するきっかけになると感じました。去年の開催だけで終わらせず引き継いでいこうという意味での「つなぐ」。そこには来年開催されるデフリンピックに関する企画も入れて今年の学園祭を盛り上げるだけでなく、来年の学園祭とデフリンピックが盛り上がるためにも「繋げていく」ということも含まれています。そして、ろう者・難聴者だけでなく、手話や口話の言語を超えて、皆が楽しめるイベントになるといいなという意味での「つなぐ」も込められています。
「つなぐ」は筑波技術大学だからこそ生まれた良いテーマですね。深いお話をありがとうございます。
学園祭を知ってもらうための宣伝
続けて、学園祭を盛り上げるための宣伝についてこれまでの経緯や、SNSやメディアの使い方について工夫した点や問題解決したことがあれば教えてください。
星野:5月はまだどのように進めるか悩んでいましたね。
齋藤:SNSは5月の終わり頃から6月にかけて動き始めました。6月には学園祭を今年も行うということを広く知ってもらうために宣伝部門のメンバーで分担して SNSに投稿をしました。
星野:投稿は宣伝部門で作成する場合と、本部で内容を決めて投稿をお願いする場合で分けてフローを作りました。また、クラファンを始める前は2、3日の間に本部の紹介をたくさん投稿してもらいました。
齋藤:学園祭のことや私たちの活動を知ってもらうために、毎日のように投稿していましたね。大変でしたが必要だったと思います。
麻生:そのおかげでたくさんの人が見てくれました。特に、会計の担当の紹介が9万回見られるほどバズっていました。
齋藤: 理由はわからないのですが、たまたま多くの人に見てもらいやすいようにSNSの表示が当たったのかな?AIで関連する内容を見た人や多くの人におすすめされたのかもしれません。「いいね」も140いただきました。
星野:他は30から40なんだけど…
齋藤:それが普通だよ。
星野:そういったこともあって、フォロワーは200人から400人くらいに増えました。目標は450〜500人でしたがこれは達成できそうです(※記事公開10/11時点で達成!)。その人たちが実際に学園祭へ来てくれたら嬉しいよね。ポスターを見かけたら、ぜひ二次元バーコードでSNSに飛んで見に来てください。
今年の学園祭のポスターは魅力的なビジュアルですが、緑を基調とした理由やデザインがどのように決まったか教えてください。
星野:今年は「平和」と「協調」からテーマカラーを緑にしました。
麻生:デザイン部門はメンバーが6、7人います。皆絵を描くのが好きでしたので、最初に皆でビジュアルを描いてみようということになりました。ですが、それぞれにイメージしていたものが違っていたので、本部に持ち帰って2、3案に絞って、さらにそれをまとめたものが現在のポスターになっています。
齋藤:その結果、かわいいデザインになったね。
麻生:そう、かわいいね。今回は主に、つなぐという意味の「無限のマーク」と皆で作って皆で繋げようという「パズルのピース」の2つのイメージから作成しています。そこにイメージキャラクターの「デフゴン(学園祭のイメージキャラクター)」を起用しました。イラストやレイアウトや印刷など、何人かで担当を分けて合作しました。
星野:デザインの経験者が集まったわけではないよね?
麻生:とにかく絵を描くのが好き、レイアウトをするのが好きな人を集めていますね。
星野:今はパンフレットを作成中だよね。
麻生:そうですね。レイアウトのアプリケーションを使える人が部門で1人でしたので、夏休み中に後輩にアプリの使い方を教えながら作業をしているところです。
星野:それは勉強になるね。
他の部門との連携やリクエストがありましたか?また、作成したポスターをどのように掲出するか計画がありましたら教えてください。
麻生:作成中は主に本部とで相談してビジュアルが学園祭のコンセプトと合っているかという話はしました。委員長のこだわりが強いので(笑)。こうして欲しいというようなことも、デザイン部門とも相談して話し合って決めました。最終的に完成したポスターを宣伝部門と協力して様々なところで掲示してもらっています。
齋藤:東京都内でいくつかの聴覚障害者の集まるお店にもメールを送ってお願いしています。許可をもらえたところからポスターを発送して、店内に貼っていただけるように進めています。今は反応を待っているところです。
星野:もしメールでアポが取れたら、宣伝がてら食べに行くのもいいかもね?
学園祭実施に向けた会場や備品の準備
実際に実施する会場の準備にあたって、施設や備品関係での問題点やその解決のための工夫や、実際に動いてみてわかったこと、会場の計画や進め方について教えてください。
德永:学園祭の準備にはいろいろな部門があり、コンテンツ部門やステージ部門をはじめそれぞれの部門の問題を聞いて調整しています。教室の使用に関しては、コンテンツ部門で集めた企画の情報をもらって準備していますが、去年までは校舎棟の3階まで使用していたところを、階段の場所が分かりにくいなどの理由から、今年は2階までの使用を予定しています。
文倉:会場をどのように計画するかについてはデコレーション部門で話し合いました。去年の学園祭で、デコレーションを担当した人たちが今年もそのまま担当することになり、とてもスムーズでした。部門長に進行を任せています。本部としては最初に誰がリーダーかを決めたぐらいですね。
何を作るかは4月に決まりましたので、そのあとは材料を決めて作るだけだね、と最初から団結していました。一番うまくいっている部門だと思います。任せられる人がいるのはとても力になると思いました。入口の門から会場の細かいところまで、その活躍を学園祭で見つけてほしいと思います。
星野:昨年はステージや備品もなんとか使えましたが、今年音響関係の機材レンタルのために業者に来てもらった時に、ステージが危ないと言われました。今年使用するのは難しい状況で、そもそも15年前のものなので修理も難しく入れ替えが必要でした。
德永:備品については5月から6月に全て出して確認しました。その時に、デフゴンのかぶりものや30周年の横断幕など、短大時代を含めて昔のものも出てきましたね。使えるものは残して、使えないものや古すぎるものは処分したり、先生に預けたりして整理しています。
麻生:昨年は6年ぶりでしたので、使えるかわからないものもありました。今年は去年の経験を活かして、確認や分別をきちんとして、使えなくなったものは代わりに新しい備品を購入するクラウドファンディングの計画を立てました。
備品や機材を更新するためには大きな予算が必要になりますね。そこでクラウドファンディングで支援を募ったのですね。そのことについて詳しく聞かせてください。
星野:去年は学園祭を実行するにあたって、目玉企画も含めた活動に使用する最低限必要な予算を集めることができました。ですが、今年はそれに加えてステージをはじめ古くなったものを更新するための予算が必要でしたので、これまでの方法や予算では開催が難しい状況でした。そこで、学生のお金や先生方の支援だけでなく、自分たちで資金を集める方法を探し、調べた結果クラウドファンディングに行きつきました。メンバーと相談していたら、神奈川県にあるろうの方が務めるカフェ「UD Cafe & Bar -te to te- 」がクラウドファンディングでお金を集めて成功した事例について知りました。
私たちも、思いがあれば皆に伝わると思い、購入したい物のおおよその値段を調べました。そして、これまでの過程や状況をまとめ、クラウドファンディングを行うことにしました。
麻生:これは聞いた話ですが、去年の実行委員会もクラファンを実施しようとしていたそうです。ですが、久しぶりの開催で規模が想定できず実施しませんでした。結果として昨年は来場者が600人集まり、規模や学園祭の様子がわかりました。
星野:目標に届かない場合もありますし、やり方を間違えてしまうといけないので実施する前、一生懸命文章を作成しました。
クラウドファンディングを実施するということはとても勇気が必要だったと思います。実施してみて手応えはどうでしたか?
齋藤:昨年の予算規模から目標を設定しましたが、実施したところ当初想定した金額の2倍以上の支援が集まりました。ご支援いただいた皆様には本当に感謝しています。
星野:さらにネクストゴール(当初の目標の次の目標)も3日間というものすごいスピードで達成することができたのはとても感動的でした。
麻生:余談ですが、実家に帰って家族と話していたら、ネクストゴールを超えた時の支援をしたのは母だと言っていました。「これ最後私が出したのよ」と(笑)。
星野:あ、それ私のところの母も同じこと言ってたよ(笑)。こういう時に出せたら嬉しいなと。
一同:(笑)
麻生:もしかすると同時に出してくれたのかもしれないね。
目標を達成することができたのはすばらしい結果だと思います。技大を思う人に支えられての学園祭になりますね。クラウドファンディングによって皆の支援でお金が集まったことに対してどのように感じていますか?
星野:自分のお金ではなく支援いただいたお金ですので、管理の仕方や目的に合わせてきちんと使うなど、覚悟が必要だと感じています。
齋藤:多くの皆様からご支援をいただいた理由を考えると、ろう・難聴の人が集まる大学の学園祭だからこそ支援したいと思っていただけたのかなとも思います。
星野:期待に対する不安よりも皆様から気合いと覚悟をもらいました。
麻生:もうここからはやるしかないですね。
星野:ある意味私たちの心に火がつきました。大事に使わせていただきます。
皆で作り上げる学園祭を通して伝えたいこと
学園祭を運営するために運営委員会のメンバーは指示を出す立場にあると思います。皆で協力して学園祭を作り上げることの手応えや、難しかったことこと、気をつけたことなどあれば教えてください。
星野:部門ごとに作業内容が違うので、お互いに連携して進めました。本部としてはお願いした仕事をきちんとやってくれるかな、指示の仕方はこれでいいのかなと考えることもありました。その一方でこだわりを押し付けてはいけないとも考えていました。皆が学園祭でやりたいことをできるだけ尊重し、後押しするのが本部(実行委員会)の役割だと思っています。ですので、それぞれの部門のサポーターとして支援する体制を作りました。
一緒に仕事を始めても、人によって慣れや技術に差があり、進める速さにも差があることが見えた時、歩幅を合わせるのが大変だなと思いました。
麻生:私は中学、高校のイベント運営の経験はあったのですが、大学のイベント運営は初めてでこれまでとの違いを感じています。大学生になると各々自分の仕事ができる人が多いので、だからこそうまく仕事を分けないとチームとして進まないのが実感でした。チームワークについては繊細に気を使っています。
齋藤:結果、チームが壊れそうになることもあります。
麻生:大学生だからこそ皆やりたい色々ことがあって、バイトや趣味や教職関係など、それぞれ忙しくしています。ですので、学園祭の会議に出る頻度に差があるのは仕方ないですが、あまりに来ないと仕事を他の人に振って対応しなくてはならず、チームワークが危なくなりかけました。そうした時、一度斉藤先輩がチームのマネージャーのような立場になってくれました。
齋藤:そもそも、サポートメンバーは大変だということがわかった上でやっています。チームが上手くいかないのはメンバーの責任ではなく、チーム内での仕組みに問題があると考えました。そのうえで、人ではなくチームの仕組みの方を変えようと提案しました。サポートをしながらチームの仕組みを変えることで崩壊することなく、チーム内でメンバー同士がつながれるようになりました。本部の皆も頑張ったよね。
星野:頑張ったのはそうだけど、チーム内で意見をぶつけ合う時間が大事でした。経験を積みたい人、計画したい人、手を動かしたい人、早く決めてという人。性格もバラバラの個性豊かなメンバーが集まっているので、斎藤先輩にそうした時間を作ってもらいました。それがなかったら5月6月の時点で崩壊していたと思います。また、チームワークに関する本を斎藤先輩から借りて読んでみたことも勉強になりました。
麻生:実際、チームを良くする仕組みを実践してみて結果的にうまくいくようになりました。
斉藤さんはいろいろな知識があってわかりやすく教えてくれて、さらに実践してくれるので頼りになります。聞いたらすぐ教えてくれる、歩く辞典のような人です。
齋藤:でも自分だけではダメで、皆に納得してもらおうと強く言ってしまう。そういう意味では、麻生さんは言い方が上手い。皆を説得する能力があるのでお願いしています。
星野:大事な場面で緊張してしまうところでは麻生さんがいてくれるだけで落ち着きますね。
麻生:自分がやると言い出すのは苦手なので、サポートをしています。本部には「自分がやりたい」と言ってくれる人がいるので。
星野:ファシリテーターという言葉を言ってもらった時に、全体を見れる人はなかなかいないので、そう言うことをする存在が大事だと思いました。
齋藤:皆が大人しく見ていては議論は盛り上がらないので、集中して意見を出し合うことが大事だと思います。お互いの長所と短所を補完するといいですね。
星野:3文字の言葉がありましたね。
齋藤:HRTという「Humility(謙虚)」、「Respect(尊敬)」、「Trust(信頼)」の略です。
文倉:最初からうまくいくわけでなく、バラバラだったところもありました。それまで普段あまり話さないメンバーもいましたが、HRTを教えてもらったことで、それぞれ一人一人に向き合えるようになったのをとても感じています。
チームで動くときにお互いを補い合って、客観的な視点から問題を解決したことは、みなさんの中でも大切な経験としてその先にも繋がりそうですね。
今年の学園祭の見どころについて
今年の学園祭について、技大ならではの学園祭や、目玉企画や見どころを教えてください。
文倉:今年はスペシャルゲストが来るんですよね?
星野:今年は豪華なゲストが来ます。まだ豪華としか言えません。9月末にSNSで公開(※ウェブマガジン掲載時点で公開済み)ですので、それまではお楽しみにしていてください。
麻生:ステージ企画も増えていますよね。
星野:今年は新たに軽音部が入りました。きこえない学生がバンド演奏をするのも見どころだと思います。
齋藤:ステージも照明も綺麗になっているので見て欲しいです。
星野:そのほかにもデフリンピック関係の企画で講演を予定していて、きこえる・きこえない関係なく楽しめる企画があります。あとなんだっけ?
德永:春日キャンパスとの学生交流ですね。
星野:盲の人との交流や点字体験も考えています。場所はOnOffラウンジです。キャンパスを超えた企画も「つなぐ」と言うことに関連しています。
德永:学生のための企画として、去年まではパリコレでしたが今年は名前が変わりましたね。カリスマキング・ギダーイだとか…面白い名前ですね。そのほかにもありますか?
文倉:パリコレは仮装大会になりましたね。ダンスも頑張っているので是非見てほしいです。あと、もし学園祭に来たら、本部のメンバーの着ている Tシャツ見てほしいです。麻生さんがデザインしています。
麻生:昨日届きました。
文倉:本部メンバーの分は、それぞれの好きな色になっています。頑張って本部のメンバーを見つけてください。
星野:クラウドファンディングのリターンでお渡しするTシャツも麻生さんとデザインしました(本部デザインとは違うよ)。
文倉:会場で見てほしい場所は、まずアーチですね。何気なく通り過ぎる場所だけど、今年は面白く可愛く、かっこいいものにしています。どんなものかはお楽しみ。頑張って作りましたので、ほぼ完成しています。是非見てほしいです。デコレーション部門が私も知らない、来場者参加型の作品を作る企画も考えているので参加して欲しいですね。
星野:24時間テレビを見ているような気持ちになりますね。
文倉:私たちは夏休みが夏休みじゃないような状態で頑張って準備していますので、来て損はありません。
星野:手話がわからない人でも伝わるように、情報保障を考えて企画を計画しています。
麻生:学園祭にきてもらえると手話で話す人が多いので、少しでもろうの世界を知ってもらう良い機会だと思います。
学園祭に全力で取り組んでいる様子が伝わってきます。
さいごに、受験生や卒業生や学外の人に向けてひとことお願いします。
星野:責任重大ですね。
文倉:高校までは先生と一緒に学園祭をやっていて、先生方のサポートが大きかった。大学の学園祭はほとんどの自分たちで作って、部分的に先生の力を借りたり交渉したりしています。自分たちで作っているので学園祭に対する思いの強さがあると思います。頑張った学生の姿はキラキラしているので、是非それを見て大学に来たいと思ってほしいです。
齋藤:今言ってもらったことは筑波技術大学だからこそのことだと思っていて、他の一般大学でも勉強はできますが、聞こえない学生がありのままの自分を出していけるのはこの大学の強い所だと思います。ぜひ見に来てください。
麻生:学園祭ではオープンキャンパスや授業とは違った面が見れます。
文倉:オープンキャンパスと異なり、学園祭では学生の自由な姿やプライベートな様子が見ることができます。こうした機会はあまりないのでチャンスだと思います。
德永:受験時の息抜きとしても来てもらえるといいなと思いますね。時期的にも。
麻生:遊びに来たら大学に入るためのモチベーションになるかもしれないですね。
文倉:去年は卒業生がたくさん来てくれたイメージがあります。私はもともと接点がなかったので急に話しかけられてびっくりしたけど、話してみたことで人脈が広がったなと思いました。皆さんもそのような輪を広げてほしいです。
麻生:去年は卒業生にもたくさん参加いただいて、学生だけでなく、先生も楽しそうにしている姿が見られたので、今年もぜひみなさんに来てほしいと思います。
文倉:この場所が帰ってくる場所になるといいですね。
星野:去年の実行委員の人にも、ぜひ来てほしいなと思います。
文倉:会長、最後に締めをお願いします。
星野:みなさんと言葉を交わすだけでなく、実際に目で見てふれて聞いて欲しいと思います。いっぱい魅力が詰まった学園祭になっていますので、ぜひお越しください!
本日はインタビューをお受けくださりありがとうございました。
学園祭楽しみにしています。学園祭後にはまた取材させてください!